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えらいこっちゃのようちえん


もうすぐ年長になるという頃、娘のリクエストで読み聞かせした絵本です。


えらいこっちゃのようちえん

幼稚園の入園初日の、えらいこっちゃになっている子どもの様子を描いた絵本です。
バスに乗るのを嫌がって泣いて、慣れない和式トイレで失敗して泣いて、お弁当食べてるうちに眠くなって泣いて…。
もう年長になるのに今更年少さんの絵本?と親は思いましたが、娘は「こんなことあった」「自分もこうだった」と思う節があるのか大層気に入って何回も読み直し、最後は文章を丸暗記してしまいました。
更には、表紙や絵本の中に描いてある子供の絵を指さしては、「これは〇〇ちゃんに似てる」「これは〇〇くんだね」と幼稚園のお友達を当てはめて楽しんでいました。
幼稚園入園に向けた準備としてはもちろん、現役幼稚園児も、もちろん保育園児も、また幼稚園が懐かしく思える子にも楽しめると思います。
同じ作者の作品で、「えらいこっちゃのいちねんせい」という絵本もあるので、入学前後の子にはそちらもオススメです。


えらいこっちゃのようちえん
著 : かさい まり
イラスト : ゆーち みえこ
対象年齢 : 幼稚園~
ジャンル : 絵本
傾向 : 教育
オススメ度 : ★★★★☆



theme : 絵本
genre : 育児

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ぽんこちゃんポン!


子どもという生き物は、なぜかハンコが大好きである。
自分で押すのはもちろん、押してもらうのも大好きである。
そんな娘は、もれなくこの本も大好きであった。


ぽんこちゃんポン!

内容は、ハンコ大好きのぽんこちゃんが、動物園のスタンプラリーで色んな動物にペッタンポンっとハンコを押してもらう話しなのだが、この絵本の影響なのか何なのか、娘が3歳、ちょうどこの絵本にハマっていた時期に、水族館や動物園に連れて行くと、目の前の珍しい生き物たちそっちのけでハンコばっかり探していた覚えがある。
いや、大人しく回ってくれるのはいいのだけれど、せっかく来たのだから本来の目的にも少しは興味を持っておくれ・・・と肩を落とした懐かしい日々・・・。
いや、いいんだけどね・・・。

そんなわけで、ハンコ好きな幼児の皆さんにオススメの絵本である。
また西村敏雄さんの絵が、堪らない味わい深さを生み出している。
この西村さんの絵本であるが、娘は他にも「アントンせんせい」シリーズ等が大好きであった。
それはまた別の機会にご紹介したい。

因みに、娘は年長さんくらいからスタンプ無してでも動物園を楽しく回れるようになった。
水族館は未だちょっと厳しい・・・。
なぜだ・・・。


ぽんこちゃんポン!
著 : 乾 栄里子
翻訳 : 西村 敏雄
対象年齢 : 幼稚園~
ジャンル : 絵本
傾向 : 興味
オススメ度 : ★★★★☆


theme : 絵本
genre : 育児

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あたし、うそついちゃった


ニャが5歳になったばかりの頃、急に嘘をつくようになった。
もちろん成長の過程では自然なことだし、つく嘘も「手洗ったよ(洗ってない)」とか「トイレ行った(行ってない)」とか些細なことであるが、それでも日に何度もそういう姿を目撃すると、流石にこれは一言言ってやらねばなるまいとうい気持ちになる。
もちろんその度に「嘘はいけない」とか「嘘をつかれると悲しい」と伝えてはいのだが、遂にある日、とうとう母の許容範囲を超えた嘘の量に、「あんた今日お母さんに何回嘘ついたの!」と声を荒げた。
ニャは別段悪びれるでもなく、何やら思案顔で指を折り始め、そして、「えーっと、8回?」と可愛らしく小首を傾げてみせたのだ。
え・・・、そ、そんなに?
精々3回くらいだと思ってた・・・と母は絶句するに至るわけだが、この時のニャの様子に、これはいくら「嘘はいけない」と言ったところで、「何がいけないのか」「どうしていけないのか」が伝わらない限り無意味なのではないだろうか、と思うに至った。
現にニャは嘘を悪いことだと思っていないからこそ、「8回」とバカ正直に申告してみせたのではないだろうか。
どうしたら、娘に「嘘は悪いこと」が伝わるのだろうか。
そこで一計を案じ借りて来たのがこの絵本である。


あたし、うそついちゃった

ストーリーはタイトル通り、主人公の狐の女の子ルースが、校庭の隅で拾ったカメラの玩具を「自分の物だ」と嘘を付いてしまうお話である。
話の筋としては本当にこれだけの話であるのだが、この絵本の素晴らしい点はここにある。
嘘を付いたために怖い目に遭遇したり、何かトラブルに巻き込まれるような、小手先の脅しは一切なく、あくまでも主人公の心の葛藤に焦点が当てられているのだ。
ルースは家に帰ってから、嘘をついてしまったことを心から思い悩み、後悔する。
この心情がとても良く表現されていて、嘘を付いたことに心を痛めた事がある多くの人は共感出来ると思う。
ニャは共感のあまり途中から手で顔を覆ってしまい、その指の隙間から息を詰めて物語の行方を見守っていたくらいである。
次の日、ルースは勇気を振り絞って、カメラの本当の持ち主のお友達に、嘘をついてしまったことを打ち明けて謝る。
その姿には、読んでいる私もジーンときてしまった。
ニャも顔を上げて「良かったね!」ととても満足そうであった。

さて、その後のニャであるが、この絵本が意外とお気に召したのか、何度も「読んで」と持ってくるようになった。
そしてこの本を読んでから、嘘をつく頻度が激減したのである。
嘘のような本当の話である。


あたし、うそついちゃった
著 : ローラ・ランキン
翻訳 : せな あいこ
対象年齢 : 幼稚園~
ジャンル : 絵本
傾向 : 教育
オススメ度 : ★★★★★


theme : 絵本
genre : 育児

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さっちゃんのまほうのて


【5歳児の感想】
さっちゃんの おかあさんに なりたいって きもちが つたわってきた。
さっちゃんは てが ないのに ジャングルジムの てっぺんに のぼれて すごかった。


さっちゃんのまほうのて

5歳の時に娘に読み聞かせました。
先天性四肢障害を持つ女の子のお話です。
娘は最初、単純におままごとの配役で喧嘩になるお話だと思ったらしく、さっちゃんの手の指が本当に無いことを知ると「え?何で何で?何で無いの?」とびっくりしていました。
それから、さっちゃんのママがしてくれた「何故さっちゃんの手には指が無いのか」の説明を、さっちゃんと一緒になってうんうんと聞いて、やっぱりさっちゃんと同じ様に「大きくなったら伸びてくるんでしょ?」と。
この疑問にも、絵本の中でさっちゃんのママが真っ直ぐに答えてくれました。

読み終わってから、世の中には色んな人がいるんだという話しを娘としました。
さっちゃんの様に指の無い人、足の無い人、目が見えない人、耳が聞こえない人。
子供というのは素直なもので、「ふーん、そうなのか」とあっさりと、何でも無いことのようにその事実を受け入れて、次の絵本へと興味が移っていきました。
こうやって、この世の中のあらゆる事象を、あっさり「ふーん、そうなのか」と受け入れられる時期に”世の中には色んな人がいるのだ”ということを知っておくことは、身の内に差別や偏見の芽を植え付けないために、とても重要な事のように思いました。

その後、こういった教育的な内容は子供には受けないだろうと思っていたのですが、娘は何度か「コレ読んで」とこの絵本を持ってきました。
是非、子供のうちに読んで欲しい絵本です。


さっちゃんのまほうのて
著 : たばた せいいち
対象年齢 : 幼稚園~
ジャンル : 絵本
傾向 : 教育
オススメ度 : ★★★★★


theme : 絵本
genre : 育児

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プロフィール・1
なまえ : ニャ
とし : 2012ねん うまれ
せいべつ : おんな
(ほん)大好(だいす)きです。
()んだ(ほん)(なか)から、面白(おもしろ)かったり、みんなに()んでほしいと(おも)(ほん)を、ハハが()わりに紹介(しょうかい)します。
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プロフィール・2
なまえ : ハハ
せいべつ : おんな
ニャのお(かあ)さんです。
ニャが(あか)ちゃんの(ころ)()んでいた絵本(えほん)や、小学校(しょうがっこう)高学年(こうがくねん)くらいの()から()める(ほん)紹介(しょうかい)していきます。
ファンタジーやミステリー小説(しょうせつ)大好(だいす)きです。
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